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何か変!(2017スズキ・その1)

実釣とブログ更新のタイムラグがなかなか縮まらないのですが、10・11月は僕にとっては4・5月に匹敵するハイシーズン。休みのたびにフィールドに出ております(笑)

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今月8・9日の二日間は、久々に男鹿の磯を歩いてきました。

到着直後は2.5mほどの波高で外洋に面するポイントは、ご覧の通りなかなか厳しい状況。

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それでも風裏やワンド奥を狙いながら、いつものようにロングトレッキング。

午前の部に1箇所、午後の部に1箇所とロングコースに踏み入りましたが、ここぞというポイントで反応は皆無。ベイトの姿もありません。

何だか変だなぁ、という印象を持ちつつとにかく脚を進めます・・・

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午後コースの最後の最後の小さなポイントで、ようやく1尾をゲット。

しかし、サイズもコンディションもイマイチ感が満載です(苦笑)

友人に聞いてはいましたが、ベイトっ気がなく痩せているという話は本当でした。

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この小さなポイントで同じようなサイズがその後も連発し。3ヒット2ゲットでこの日は終了!

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ここぞという場所では反応がなく、竿抜けのような小さなポイントでヒットする状況は、人の多い渓流で釣りをしているようでした。

単にベイトが絡んでいないだけなのか、磯着きのスズキに何か変化が起きているのか、たった一度の釣行では判断できないのですが、「何か変だぞ」という印象は強くなるばかりです。

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翌日午前は合流した釣友と第3のロングコースを踏破。

友人が痩せてはいましたが、アベレージサイズをゲット。

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僕にも一応ドラマはありました。

高磯から沖へと続くシモリの上を通過させていたミノーを、急浮上した真っ黒い魚体がパクリ。

待望のランカーサイズの出現に追い合わせを何発か入れたところで、突然のフックオフ。

「何で!?」という思いで回収したミノーを見ると、セットアッパーのベリーフックがリングごと無くなっていました。

セットアッパーのもともとのフックは♯6なので磯で使うには貧弱です。箱から出す際に♯4~3に換装するのですが、リングはサイズを上げずにデフォルトの♯3のまま使用していました。フックと一緒にリングもサイズアップすべきところを、その手間を怠ったミスで千載一隅のチャンスを逃してしまいました・・・。

話変わって、セットアッパーの飛距離と泳ぎは申し分なく愛用していますが、3本フック仕様であることが唯一最大の不満です。2フックなら更にフックサイズをあげられるのに・・・。次回はとりあえず中間フックを外してみますかね。

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晩秋の山をトレッキングじゃなく、磯釣りです(笑)

初日の午前と午後、翌日の午前とロングコースを歩き通しました。

今回は「何だか変だぞ」のまま終わってしまいましたが、歩き通す体力がまだあることにささやかな満足感を得て終了しました。
--フィッシングデータ---
日時:11月8・9日
場所:秋田県男鹿半島地磯
天候:曇り時々晴れ、水温:16℃
釣果:スズキ(フッコクラス)2尾
●タックル1
FCLLABO/UC11-2S+シマノ/07ステラSW5000XG
ライン:バークレー・スーパーファイヤーライン2号
リーダー:サンライン/ナイロンリーダー40lb
●ヒットルアー:ダイワ/ショアラインシャイナーZ 125S-DR(ゴールドレインボー)
[ 2017/11/16 06:59 ] Saltwater スズキ | TB(-) | CM(0)

シャークアタック!(2017オフショア・その5)

オフショアやらショアに出向いておりましたが、スケジュールがタイトでブログアップが滞っていました。

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前回のジギング強化週間から2週間後、広進丸にて三陸沖へ。折しも台風通過後とあって期待感は十分でした(笑)

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船長が向かうのは、沖の大根周辺と更にその沖の根。

いつもより移動時間は長いですが、数よりサイズを期待する我々のモチベーションも上昇します。

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偶然に同船した釣友。示し合わせなくとも考えは同じようです(笑)

とても真似出来ませんが、300gの鉄ジグ縛りという漢のスタイルで見ているこちらが惚れ惚れするような釣りっぷり!

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そんな中、ネットイン直前だった彼のワラサを船影から突如として現れた鮫が急襲。

3-4mはあろうかという鮫がワラサにガシガシとかぶりつくシーンを目の当たりにしました(笑)

その後、同船のアングラー二人もジグごと犠牲になっていたようです

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そもそもこの騒動の前に船長からのトラブル回避のためドラグ設定はきつめにという指示が出てましたが、そんな心配はご無用のドラグはほぼロック状態で80㎝位のワラサでは1㎜たりともラインを出さないガチンコ勝負を挑んでいました。

更に鮫に襲われないような高速ファイトというかワラサ回収が必要となり、ヒットの度に大仕事!

最終的に80㎝クラスじゃ「ちっちぇ~な」と言葉を発するよう感覚が麻痺した世界に二人とも突入していったのでした(笑)

シーズンも残すところあと僅か。満足の1尾を目指してまだまだ挑戦は続くのです。


--フィッシングデータ---
日時:11月1日 乗船時間6:00~12:30
場所:越喜来沖
釣船:崎浜港「広進丸」
天候:曇り、水温:15℃、波:1m、風:南
釣果:ワラサ(65-83)4尾
●タックル1
テンリュウ/ジグザム・ディープライダーJDR561S-6K+ダイワ/12キャタリナ5000
ライン:YGKよつあみ/ガリス・ウルトラジグマンPE4号
リーダー:ダイワ/Dフロン船ハリス18号
●タックル2
テンリュウ/ジグザム・ディープライダーJDR631S-5+ シマノ/13ステラSW8000HG
ライン:YGKよつあみ/ガリス・ウルトラ2ジグマンWX8PE3号
リーダー:ダイワ/Dフロン船ハリス18号
●ヒットジグ:トップレンジ/ブリスタイル200g.250g(アワビ風オールブラック)
[ 2017/11/12 08:27 ] Saltwater オフショアフィッシング | TB(-) | CM(0)

ジギング強化週間(2017オフショア・その3と4)

10月後半は、2週連続で越喜来沖のブリを狙っていました(笑)

この時期はやや深いレンジに落ちたブリ狙いに切り替わり、船長はいつものよりも港から遠いポイント(根)へ船を走らせ集中的に攻めてくれます。僕も10㎏オーバーに手が届くのではないかと勝手に妄想してます。

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この日はサクラマス・磯スズキで行動を共にしてきた友人のオフショアデビューの日でもありました。

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アカデミックな仕事にかかわる彼は、さすがに事前準備とイメトレを怠りなく、難なくデビューを果たしご覧の通り(笑)

前半こそジグを動かし切れていないなという印象でしたが、後半にはしっかりとアジャストし、スピンライダーショートとウイグルライダーで良型を連発。すっかり鈴木斉氏になりきっていました(笑)

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今週は単独で予約を入れたそうで、また一人、オフショア仲間の輪が広がりました。

輪といえば、僕の三陸デビュー戦で、散々だった僕の傍らで爆釣していたアングラーとも、その後、何度かお会いしている内にブリへの熱い想いで共感。連絡を取り合ってこの日の釣行を実現させたのです。

中深海の釣りを志向し、ジギングにおいてもロングジグハイピッチを貫き通す姿は、20代半ばにもかかわらず、すでに風格さえ(笑)

オフショア歴の浅い僕が言うのも何ですが、これからが楽しみな好漢です。

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6日後、その彼と再びブリに挑戦しました(笑)

が、この日は底潮がはしらず、ベイトの姿も皆無。

青物達の活性も著しく低く、底べったりで動かず。

こんな日はスピニングのハイピッチでは分が悪いと承知の上で、二人でハイピッチを押し通しました。

釣果を優先すると決して得策とはいえませんが、それよりも自分の好きなスタイルでブリを狙いたいという思いは二人とも共通なのです。

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結局、貧果に終わりましたが、ハイピッチで押し切る体力だけは身に付いたようで、これはこれで大きな収穫です。11・12月の寒ブリ狙いには光明です。

そういえば、春から悩まされていた五十肩もだいぶ症状が和らいできたような気がします・・・(笑)

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---フィッシングデータ---
日時:10月13日 乗船時間5:30~12:30
場所:越喜来沖
釣船:崎浜港「広進丸」
天候:雨のち曇り、水温:18℃、波:1m、風:不明
釣果:ワラサ計4尾
●タックル1
テンリュウ/ジグザム・ディープライダーJDR561S-6K+ダイワ/12キャタリナ4500
ライン:YGKよつあみ/ガリス・ウルトラ2ジグマンWX8PE3号
リーダー:ダイワ/Dフロン船ハリス18号
●タックル2
FCLLABO/FCB63Jig+ シマノ/13ステラSW8000HG
ライン:YGKよつあみ/ガリス・ウルトラ2ジグマンWX8PE3号
リーダー:ダイワ/Dフロン船ハリス18号
●ヒットジグ:シーファルコン・Zスライドジグ180g (ピンクイワシ)、ネイチャーボーイズ・スイムライダーショート175g(アルミシルバー)

---フィッシングデータ---
日時:10月19日 乗船時間5:30~13:30
場所:越喜来沖
釣船:崎浜港「広進丸」
天候:曇り、水温:17℃、波:1m、風:南
釣果:ワラサ、イナワラ計2尾
●タックル1
テンリュウ/ジグザム・ディープライダーJDR561S-6K+ダイワ/12キャタリナ4500
ライン:YGKよつあみ/ガリス・ウルトラ2ジグマンWX8PE3号
リーダー:ダイワ/Dフロン船ハリス18号
●タックル2
テンリュウ/ジグザム・ディープライダーJDR631S-5+ シマノ/13ステラSW8000HG
ライン:YGKよつあみ/ガリス・ウルトラ2ジグマンWX8PE3号
リーダー:ダイワ/Dフロン船ハリス18号
●ヒットジグ:トップレンジ/ブリスタイル200g(アワビ風オールブラック)、ネイチャーボーイズ・スイムライダーショート205g(グローヘッド)
[ 2017/10/22 18:10 ] Saltwater オフショアフィッシング | TB(-) | CM(0)

8度目の挑戦にて(2017オフショア・その2)

今回は越喜来沖へブリ狙いのジギングに行っておりました。

昨年9月に参加した上州屋カップ以来ですから、ちょうど一年振りの挑戦です。その際は3kgのイナワラが3本と少々寂しい結果でしたが、今度は台風通過後の一発目の出船とあって期待は十分(笑)

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---(以下、釣行記)---

乗船した船は信頼の広進丸さん。5時30分、定刻通りに崎浜港を出船。

一か所目は首崎方面の水深約50-60mの浅場からスタート。

しばし反応がなく脚崎付近に移動。ここで同船の方にワラサがヒット。僕もとりあえず1尾をゲット。

ここから更に沖にでて水深は90-100mラインに。底潮が効いていてイイ感じ。

ジグをスイムライダー180gからブリスタイル200gにチェンジ。12月の象潟沖で手ごたえを得た信頼のジグだ。

ボトム付近に良型がいると信じ、ボトムから15mまでのレンジをややテンポの遅いワンピッチでねちっこくジャークを続けていると約10mレンジでフッとラインテンションが無くなる。

過去の食い上げバイトは良型ばかり。

自然に反応ができて合わせを入れるとズドンとストライク!

その重量感は、これは「ブリでしょ」レベル(笑)

10mほど巻き上げたところで、向こうの反撃が始まり下へ下へとドラグ3kg設定のラインが強烈に引き出される。

その様子を見て、船長が「止めなきゃ根ズレするよ」と心配してくれるが、簡単には止められない。

「かなりデカいよ」と言いたいのぐっとをこらえる(苦笑)

「8の字書いて上を向けて」の適切なアドバイスに、おもわずパパ大津留氏の姿が脳裏に浮かぶ・・・

にわか仕込みの「なんちゃって8の字」を試みながら、なんとかボトムの攻防を制す。

船底での最後の抵抗をかわし、無事ネットインしたのがこちら。

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船長は「アレっ、これはデカい」と、はやりヒットサイズをもう少し下に見たてていた様子(笑)

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船長の慎重な検量の結果、94㎝9㎏。

いや~2012年の屈辱の初挑戦から6年目でようやく三陸のブリを手にすることができた。

ほぼ年一ペースで「8度目の正直」。

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というわけで、開始2時間後にブリをゲット。

その後、強烈な2枚潮を避けて移動した浅場でイナワラ~ワラサを5尾追加して終了。

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余談だが、件の初挑戦時、音無しだった僕の傍らで次々にブリ・ワラサを上げていた方と一緒になった。実はこれで3度目(笑)。

初めて会った時は、腕の差を痛感したが、今回は同等以上の結果を得られた。

ブリはもちろんうれしいがそれ以上に腕の差が縮まっていたことの方が実はうれしかった。

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この画像は、船長からの贈り物(笑)
ありがとう船長!

---フィッシングデータ---
日時:9月21日 乗船時間5:30~12:30
場所:越喜来沖
釣船:崎浜港「広進丸」
天候:晴れ、水温:18℃、波:1~1.5m、風:西
釣果:ブリ94㎝9㎏、ワラサ・イナワラ計7尾
●タックル1
テンリュウ/ジグザム・ディープライダーJDR561S-6K+ダイワ/12キャタリナ4500
ライン:YGKよつあみ/ガリス・ウルトラ2ジグマンWX8PE3号
リーダー:サンライン/船ハリスフロロ14号
●タックル2
FCLLABO/FCB63Jig+ シマノ/13ステラSW8000HG
ライン:YGKよつあみ/ガリス・ウルトラ2ジグマンWX8PE3号
リーダー:サンライン/船ハリスフロロ14号
●ヒットジグ:トップレンジ/ブリスタイル200g(アワビ風オールブラック)、激投ジグハイパー200g(ピンクグロー)、シーファルコン・Zスライドジグ180g (ピンクイワシ)

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2015年最終釣行にて
[ 2017/09/24 22:03 ] Saltwater オフショアフィッシング | TB(-) | CM(0)

三度目の正直!?(2017オフショア・その1)

先週は息子&釣友と3人で男鹿で真鯛ジギングを楽しんでおりました。

8月中に二度、荒天で出船がお流れになっていたので待望の出撃です。

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開始早々に大サバの反応があったものの本命真鯛からの反応が薄く同船のタイラバの方にも音無し。

ジギングに不慣れな息子が早めのワンピッチを繰り返していると50-60㎝のイナワラが連発します。

しばしそのリズムの継続が丁度良い練習に(笑)

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そうこうしていると真鯛タイムに突入。

息子が60㎝をゲット!

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まもなく僕にもヒットしますが、塩焼きサイズ(苦笑)

とりあえず目出度くダブルヒット!

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この日の中心サイズだった30-40㎝クラス。

ブルーのアイシャドーをまとった美形。

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息子はその後も絶好調で50-60クラスを連発!

これはこの日の船中最大魚(63㎝)

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沖上がり寸前には入れ食いモードに突入!

同船アングラーのロッドが一斉に曲がり、船頭さんも「なんてこっ鯛」と大忙しでした(笑)

久しぶりの大海原でリフレッシュできた一日になりました。
---フィッシングデータ---
日時:2017年9月8日 乗船時間9:00~17:00
場所:男鹿半島入道沖
釣船:北浦港「男鹿丸」
天候:晴れ、水温:不明、波:0.5m、風:不明
釣果:真鯛(63-30㎝)9尾、サバ(40cm)2尾、イナワラ2尾、カナガシラ他
●タックル1(僕)
シマノ/ゲーム・タイプスローJ・B683+シマノ/オシアコンクエスト300HG
ライン::YGKよつあみ/ガリス・スーパージグマンWX8PE1.5号
リーダー:トヨフロン/スーパー船ハリス8.0号
●タックル2(息子)
トップレンジ/レンジスティック69Bti+シマノ/オシアカルカッタ300HG
ライン:YGKよつあみ/ガリス・スーパージグマンWX8PE1.5号
リーダー:トヨフロン/スーパー船ハリス8.0号
●ヒットジグ:トップレンジ/タイメタル80g(グリーンゴールド)、ダイワ/TGベイト120g(FHカタクチ・PHグリーンゴールド)、ディープライナー/スパイⅤ130g(NSゼブラ)、シマノ/スティンガーバタフライウィング135g(アカキンゼブラグロー)

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[ 2017/09/16 08:32 ] Saltwater オフショアフィッシング | TB(-) | CM(0)