ファイヤーライン

熱中した男鹿通いが終わり、長い冬が始まります。しばらく実釣から離れますが、こうしたオフの間は万全の体制で来期を迎えられるようタックルの整備や準備に当てる大切な時間でもあります。そこで当ブログの内容もしばらくは使用タックルについてスポットを当ててみたいと考えてます(笑)。

まず一回目は、私が重視しているラインから。

私がルアーフィッシングにおいて使用しているラインは、ほぼ100パーセント新素材系のファイヤーラインです。シーバスはもちろんの事、トラウトとサクラマスを狙う際も全てファイヤーラインです。数年前まではバラシが続いたりして迷いが生じた時に、ナイロンラインを使ってみたりしたことがありましたが、ここ2年間は春にバリバスのBIG TORUTを数投試した以外は、全てファイヤーラインです。
ファイヤーライン

バークレイ社のファイヤーライン。今期からクリア(半透明)ラインも仲間入りしたとか・・・


私がファイヤーラインを選ぶ理由を上げますと
①伸びが無いことによる感度の良さ
ありきたりの理由ですが(笑)、伸びの無いラインを使うことによって得られる情報量はナイロンラインの比ではありません。特に初期のサクラマス釣りにおいてスプーンを使用する際、ボトムの形状をすばやく察知する事は、その後の釣果を大きく左右します。
またラインに伸びが無い分、ミノーのトゥイッチングでは細かなコントロールが可能だと考えてます。ナイロンラインの伸縮を利用した加速度のあるトゥイッチは無理でも、ピッチやスイムスピードを100%コントロール出来るので、ヒット率の向上に結びついているのかは別として満足度は高いです(笑)。
そしてサクラマス独特の押さえ込まれるようなバイトをいち早く察知し素早い対応が可能にもなります。一般的に語られているグングンというヘッドシェイクは、フックを外そうと必死にもがいているサクラマスの動作が伝わっているので、この段階でアワセを入れていては運良く向こうアワセでフックアップしていない限りフックオフしてしまうと考えてます。

②飛距離UP
これもありきたりの理由ですが(笑)、カバー出来る範囲が拡がると言う事は、ナイロンラインでは不可能だった魚とコンタクトが可能になると考えます。

③耐久性の良さ
何と言っても抜群の耐久性も魅力です。初期投資はナイロンより嵩みますが、数倍持ちが良いのでむしろお得です。私はサクラマス用としてセルテートの2500Rに18lb、シーバス用として3000に18lb、3500に25lbをそれぞれ150m巻いていますが、年間100日前後の釣行回数でも1シーズン持つので巻きかえる必要がほとんどありません。最近は30%OFF以上で購入できるので、ライン代は年間1万円以下で済みます。
巷ですぐ毛羽立って切れやすくなるという意見も聞かれますが、ファイヤーラインとて消耗します(笑)。対策は釣行の度に毛羽立った部分をカット(私は1~2ヒロ)すれば問題ありません。3mずつ10回位カットし残りは120m位になったところで私はスプールから巻き取り前後を入れ替えます。こうすると痛んだ可能性がある部分が奥に引っ込むので気分もリフレッシュです。さらに10回カットしても残りは90m。まだまだいけます(笑)。
またこれは副産物ですが、ノットがしっかりしていれば、根掛かっても高い確率でフックが伸びてルアーを回収できます。

④トラブルの少なさ
他の釣師に「ファイヤーラインはトラブルが多くないか?」と聞かれますが、ライン側に原因があるトラブルは皆無と答えています。③でも書きましたが、コーティングが剥げて毛羽立ったりライン自体に腰がなくなってきたら迷わずカットします。コーティングが薄くなったラインをそのまま使用しているとトラブルが頻発するので要注意です(釣行毎に一回カットでほぼOKです)。またこれはPE系ラインを使う際の基本ですが、向かい風やナイト時に出来るだけテンションをかけてリーリングすることも大切です。これらの点に注意を払いさえすれば、無用のトラブルや心配事から開放され、釣りに集中できるのも大きなメリットの一つと考えます。



さて良いことばかりを書きましたが、ファイヤーラインのデメリットにも目を向ける必要があります。

デメリット
①バラシを連発する
これは最大のメリットである伸びが無いことがアダになることでしょう。慣れないうちはガンと来てバタバタと魚が暴れ訳がわからぬうちにバラシたりします(笑)。対策としては、ナイロンラインよりドラグ設定をシビアにする必要があります。ライン強度が高いので、ついドラグ強度を高めにしがちですが、これでは身切れやフックが伸びてバラシに繋がります。適正ドラグ設定は、ライン強度の1/3~1/4とされていますが、私はおよそ1/8~1/10程度です。(ドラグチェッカーを持っていないので、手で引っ張り「こんなもん」で決めちゃってますが・・・)
後はロッドさばきと体さばきでカバーです(笑)。冗談の様ですがナイロンラインでは味わえない楽しさでもあり、慣れてしまえばバラシは必ず減ります。

②突然死(笑)
私は経験がないのですが、何の前触れも無しに切れてしまうことがあるようです。これは根ズレや足踏みで何らかのダメージがあることに気付かずに使っているせいかもしれません。不安要素がある場合は、迷わずカットしラインシステムを組み直します。

③その他注意点
表示ポンド数以上の強度差があるように思います。16lbと18lbラインでは2lb差以上の強度差を感じています。事実、16lb使用時には高切れを経験したり、またルアー回収率の低さを感じているので、18lbに落ち着きました。また今シーズン、トラウト用に8lbを使いましたが、耐久性が18lbクラス比較すると極端に低下するのでこちらも注意が必要です。



ざっとこんなところでしょうか。ところでXDSなる新タイプもありますが、腰の強さと劣化具合の判断のしやすさから私は旧タイプを選んでいます。サクラマス狙いでミノートゥイッチングの際に、オーバースペックとなりますが、やはりラインの腰の強さ(張り)も重視し旧タイプの18lbを選択してます。この辺りは好みの問題でしょうか。

慣れないうちはPE系ラインだからバラシたという事もあるでしょうが、そういったケースは使い続けることによって必ず解消し、むしろPE系だからこそ獲れたという魚が増えてくるはずと断言します(ここまで言い切っていいのか・・・笑)。

遊びの世界ですから、方法・楽しみ方は人それぞれでいいと思いますが、もしファイヤーラインに興味がありながら使用を思いとどまっている方がいらっしゃいましたら一度使ってみてください。そして何回か使い続けてみてください。

きっと今までとは違う世界が拡がると思いますよ。

斜線部は12/1加筆した部分です
[ 2006/11/30 18:06 ] タックル | TB(0) | CM(4)

以前、大きな河川でスプーンをメインで釣りを展開していた頃はファイアーラインで押し通していました。おっしゃる通りナイロンラインにはないメリットも多々ありますよね。そして恐怖の突然死も何度か経験しています。北の大河川でイトウ、
それも多分目測90cmはあったように記憶していますが、ファイトして3分後位にフッと軽くなった事があります。その他最近の釣行でもそんな事ありましたね。僕の場合、ドラグはかなりゆるゆるに設定してファイト中に再設定という、二段構え方式です。

最近は夏場に渓流域~中流域で5.6ftのミノーイングが多いのでナイロン使用が多いですが、やはり今通っている川幅100m前後の釣りにはファイアーラインは重宝してます。
[ 2006/12/01 01:02 ] [ 編集 ]

原因不明の突然死は、ご免こうむりたいですよね。
もし遭遇したら使用をためらうかもしれません。
16lbに多いような気がするのですが気のせいでしょうか?

ところで90cm級のイトウですか。凄い!
夢の魚です。
機会があったら狙ってみたいターゲットの一つです。
[ 2006/12/01 10:29 ] [ 編集 ]

異次元の引きでしたよ(笑)ところでラインシステムはどうしていらっしゃるのですか?
[ 2006/12/01 23:31 ] [ 編集 ]

いろいろ変遷がありましたが(笑)、ビミニツイスト+フィッシャーマンズノットに落ち着きました。これで2シーズン、トラブッってないので満足しています。

フィッシャーマンズノットは様々な派生形が存在するようで
http://www.tsurigeki.com/irieowoaabuaefix.html
微妙に違うのですが(笑)こちらの手順が私のと似ています。
[ 2006/12/02 16:37 ] [ 編集 ]

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