探索はまだ続けたいが (2011スズキ・その11-ファイナル-)

前回釣行の直後から大シケとなった日本海。シケる度に海は冬の姿に近づき、否応が無しにシーズン閉幕を意識させられます。

そして、シケが収まりつつある月曜日、もう最後と覚悟して家を出ました。

途中の峠道からみえる山々はすっかり落葉し、いつ雪が降ってもおかしくない様相でした。

---(以下、釣行記)---
前の日から現場入りしていた仲間達とは敢えて合流せずに、ひとり、半島の奥を目指す。

今年は奥地で「納得の釣り」が出来ていない。何となくこのままでは終われない、そんな思いがあった。夜明け前の半島先端にはすでに磯に降り立つ準備に余念のない黒鯛師が見てとれる。そんな釣り師の姿に自然と心が奮い立つ。とことんまでやり尽くそう(笑)

まずは、初秋に一度走破したロングコースにエントリーする。今年は一度も釣れていないが好きなコースだ。シケ後の磯は、これ以上の条件はないというほどベストに近い。しかし、細かく刻んでみたものの、何事も起こらない。正直いってあと一月、せめて2週間前に、この条件で歩きたかったが、今更そんなことを願っても詮無いこと。兎に角、悔いだけは残さぬつもりでロッドを振り続ける。

3時間ほど歩き回って移動。時間はまだたっぷりある。余力もまだ十分にある。2箇所目もロングトレッキングコースにエントリーする事にした。

雨でぬかるんだ山道に足を取られながら磯を目指すと、先行していた黒鯛師に追いつく。初老の釣り人だった。決して楽ではない道に平気で入ってくることに驚く。邪魔にならない場所に入らせてもらおうと挨拶を交わす。釣りのスタイルは違うけれど、気持ちの良い会話に心が和む。

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前回に相棒と入った時はバラシのみで終わっている。その悔しさより、探索という意味で納得していなかった。複数で入ると、どうしても見落としがでてくる。しかし、今回は一人。細かく刻んでポイントの構成を探ることに専念した。案の上、前回はノーチェックだった場所でバイトがある。根が複雑なため聴き気味のアワセになってしまい、すぐにバレてしまったが、この辺りから来期以降への準備のような気分になっていたので不思議と悔しさは無い。ここでも十分に納得。

エリア最奥まで足を運んだので、退出はエントリールートとは別の急登ルートに求める。

急峻な崖を直登し、ようやくたどり着きた尾根で自分の歩いてきた磯を振り返る。
急峻な崖を登って
(注:とても危険ですので、お勧めしません)

こうして見ると如何にも歩きがいのあるエリアだ。

ついでに尾根の反対側を望む。
反対側の様子が見えた

反対側のエリアもこの尾根の下まで歩いている。これで頭の中では切れ切れだったエリアが一つに繋がった。

歩き通した満足感と共に、もうこれで終わりというある種の寂寥感が入り混る複雑な心境になる。ようやく磯を歩き回る体力がついてきたところなのに・・・(笑)

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遅い昼食をとってから、平磯で仲間達と合流を果たす。どうやら一仕事終わった様子だ。

このエリアにとっては、今日は少々波が高いか。夕方の回遊待ちに期待をしてロッドを振る。果たして、友人に2ヒットがあったが、僕はノーバイトに終わる。時間は翌朝まで十分に確保してある。この日の釣りは、とりあえずここで終えることにし、仲間とはここで別れ、早目の夕食をとり就寝。

日没の時点で、もう流石に余力は残っていなかった(笑)

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ひとり居残りとなった翌朝の釣りの結果。

薄明の磯にやって来た回遊系?
62cm

こちらは、消化のすすんだサヨリと小アジを吐き出した。
73cm
おそらくこちらも回遊系。

どちらもスリムだがお腹だけが膨らんでいる。おそらく卵巣が成熟しているのだろう。

まもなく産卵の季節だ。

遅くまで相手をしてくれた魚に感謝をしてリリース。今期の釣りを終えることにする。

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早いもので、今釣行がファイナル戦になりそうです。最後の最後まで今年を象徴するような釣りでした(苦笑)。今シーズンを振り返ると、好きなエリアである西方面で思うような釣りができずに苦戦する一方で、エスケープ先となった平磯の爆発力を再認識することが出来ました。後年、振り返ると記憶に残っているシーズンなのかもしれませんね。

今期の収穫は、何と言っても「小磯、平磯を侮ること無かれ」でしょう。正直、侮ってました・・・(反省!)

僕はこれにて終了ですが、まだまだシーズンが続く方も大勢いらっしゃると思います。

それでは皆様、どうぞ良い釣りを!
[ 2011/11/30 13:27 ] ソルトウォーター スズキ | TB(0) | CM(7)

今シーズンお疲れまさでした。もうゲリラ釣行はなしですか?(笑)

切れ切れだった地形が繋がりあった時って嬉しいですよね!
私も今日遠くに男鹿水族館が見え、ほんの少し全体像が見えたので嬉しかったです(笑)
[ 2011/12/03 21:42 ] [ 編集 ]

ファイナルですか!
最後の最後まで、平磯は好調だったんですね。
Guestとして1釣行分を棒に振らせちゃったシーズン?(笑)
私にとっては記憶に残るシーズンですm(_ _)m
[ 2011/12/03 22:46 ] [ 編集 ]

ギアベンドンさん

お疲れ様でした♪
かなり奥地まで踏み込んでいるようですね!
来期はきっと炸裂することと想像しております(笑)
[ 2011/12/04 12:27 ] [ 編集 ]

ヒマん人さん

ご一緒に楽しめたので全く不足はありません。
また来年ぜひ(笑)
[ 2011/12/04 12:30 ] [ 編集 ]

お疲れ様でした!!
僕は納得できていませんので、もう少しがんばります(><)
今年からの磯に翻弄されっぱなしですが、今は釣れなくても結構楽しいです☆
目移りするようなサラシ、一歩間違えると死に至る自然に胸を借りて釣りしてるなって心から感じております。
来シーズンも楽しみましょう!!
もしかしたら、今年遊びに行くかも・・・・・
ですんで、よろしくお願いします☆
[ 2011/12/04 19:30 ] [ 編集 ]

シノビーさん

この時期はかなり厳しい釣りになってしまいますね。
お気持ちはお察ししますが、どうぞ焦らずに・・・。

それからドライスーツの購入を検討されているようですが、
11月後半から厳冬期の釣り以外には、
暑くて持て余してしまう可能性が高いですよ。
(つまり男鹿ではほとんど必要ないかも・・・)
トップシーズンは、吊るしのウェットスーツ3mm~5mmで十分です
(価格も2万円位です)。

水を差すようで恐縮ですが、値段もかなりお高いようですし
再検討された方が良いと思います。
[ 2011/12/05 10:35 ] [ 編集 ]

有力情報ありがとうございます☆
時間がまだあるので、もう少し悩んでみます!!
[ 2011/12/05 12:26 ] [ 編集 ]

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