魚との距離(2010サクラマス・その4)

普段とは、ちょっと違う趣向です・・・(笑)



どんな釣りでも、僕は魚との距離をいつも意識している。

新しい分野に挑戦した時、または慣れ親しんだ釣りでも新たなフィールドを前にした時は、何処を狙えば良いのか見当さえつかなく、魚との距離はとても遠いものに感じる。

しかし、そんな時でも絶望感は全く無く、むしろその距離を縮める過程を楽しんでいる。

WEBを検索すれば、得たい情報が簡単に手に入れることが出来る便利な世の中になったが、フィールドから得た情報に勝る物は無いと考えている。

いわゆる現場主義・・・(笑)

ここ数年通い続けている男鹿の磯だってそう。初めは何処から手をつけたら良いのか分からずにいたが、何度か通えば知らず知らずのうち自分の引き出しが増えているいることに気付く。

魚との距離が縮まっていく、それが楽しいのだ。

楽な道のりではないけれど、試行錯誤の上に得た物は揺るがず応用が利く。まだまだ僕は階段を登り始めたばかりだけど、一段一段上がっていくことに集中したい。

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さて、同じような思いを抱いて通っている場所がある。三陸沿岸の河川で、相手はもちろんサクラマスだ。

フライロッドを握っていた頃から数えると、途中何年かのブランクがあったりもしたが、もう彼是16年が経とうとしている。

ここでの釣りは当初から苦難の連続で、サクラマスの距離は縮まるどころか、それはまるで幻の存在だった。

この川は、他の三陸沿岸河川と同様に流程が短い上に、魚をストックするような大場所がほとんどない。さらに取水等の河川事情やここ数年の降雪の少なさによる水量の少なさが、攻略の難しさに拍車をかけている。

ここのサクラマスはあるタイミングで一気に遡上し、あっという間に方々に散らばってしまう、そんな印象だ。加えてハイシーズンが短く、こちらが得る情報の蓄積量が少ない。そのため距離がなかなか縮まらないのだ。

ロッドをルアーのそれに持ち替えた今も、ここのサクラマスはまだ見ぬ存在だ。

しかし、現場で得た手がかりと他の川で得た貴重な経験によって、フライフィッシャーだった頃の幻から、今は少しずつ確かな物へと変化している。

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遡上のタイミングは読めているし、ポイントは絞りこめた。

釣り方にはもう迷いは無い。自分の得意とするスタイルを貫けば良いはずだ。

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そして、昨日の朝、この川を目指した。

家を出るときから入る場所は決めていた。数年前に見つけたポイントだ。

遠目に見るとチャラ瀬にしか見えないので、ほとんどのアングラーは目をくれようともしない。しかし、実際に足を向けると上流から馬の背が続き、2分されたヨレが交わるあたりは意外に懐が深い。実は一級ポイントを形成している。これこそ現場主義の賜物だ。

見向きもされないポイントだから、遅い出撃でもゲームが成立するのがありがたい。


一流し目は無反応。早めの昼食を済ませて再エントリー。

一投ごとにステップダウンし、見えない相手との距離を詰めていく。

底石が流れに微妙なヨレをつくっている核心部に到達。

クロスにキャストしたシンキングミノーを送り込みレンジを合わせる。ショートピッチジャークでミノーを上下に踊らせる。

フォーリングの真っ最中、突然、ティップが水中に突き刺さった。

強烈なファーストダッシュだ

バットに手を添え、タメているところで、無念のフックアウト。

ヒットイメージはできていたが、バイトのタイミングだけは、こちらの予想と微妙にズレていた。僅かに唐突と感じた分、僕の負け。

しかし、あと一歩だ。

こんばんは、Cassioさん☆

読んでいて、ドキドキしました!
一つ負けたとしても、それは次への一歩ですね♪
焦らず、追い詰めていってください☆

沿岸河川は行ってみたい場所です。
時間が取れたら、いつかは挑戦したいですね!
[ 2010/04/15 20:28 ] [ 編集 ]

Sea-manさん

こんにちは♪
思い入れが強すぎて、
ついつい文章も熱くなり過ぎました(笑)

実は昨日、念願がかなって16年の呪縛から解き放たれました(笑)
Sea-manさんも、是非挑戦されてみてください!
[ 2010/04/16 09:11 ] [ 編集 ]

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