学生時代は渓流といえば山形の朝日や奥羽の峰々を流れる渓流にばかり目が行っていました。県内の河川はそれらの川が雪代で入渓が困難なシーズン初期の逃げ場的存在でした。
かれこれ35年の時が経ち、県内外にかかわらず渓流からはすっかり遠ざかっていましたが、職場の後輩達は精力的に県内河川を歩きまわり、僕が全く視野に入れていなかったフィールドで、なんとも痛快な釣りを楽しんでいるではありませんか。
「あの川は良かった」「昔は良かった」という年寄りにありがちな逃げ口上を言いたくはありません(笑)
僕もこの目でたしかめるべく、地元の川を歩いていました。



今のところ目を見張るような釣果は得られていませんが、フライにうってつけの流れに渓流魚達が元気に泳ぎまわっている姿を見ると、それはそれで充分に満足なのでした。
Fujifilm X20
手軽に利用できるInstagramやFacebook等のSNSが中心となり、当ブログは過去最長の放置期間の末の久~々の投稿となってしまいました。
フィールドへはそれなりに足を運んでいましたので、その間にたまった画像をアップしようと思います。サクラマス狙いのルアーフィッシング、渓流のフライフィッシング等ジャンルはごちゃまぜですが、序盤の釣りから拾い集めました。

北上川の夜明け

大本流を探索

鮭川の畔にて

山形の里川

足元の雫

県内の渓流にて
Fujifilm X20
盆が過ぎて、仙台では朝夕にはなんとなく秋の雰囲気が漂い始めました。
さて、先日19日にようやく今シーズン初のオフショアジギングにトライ。
遅~い海開きを迎えました(笑)
お世話になったのは、いつもの三陸崎浜の
広進丸さん。
この日は、友人と僕の二人っきり。まるでチャーター船のようで、ありがたいような申し訳ないような気分でした(苦笑)

5時半に港を出港し、海上で日の出を迎えます。
船長にはヒラメを中心に狙いたいと伝えていたのですが、「青物中心でヒラメはゲストということで」というお返事・・・
ここは状況を熟知する船長にお任せです。
実際に80mラインからスタートフィッシングで、やはり狙いは青物中心のようです。
実は青物ならなんとかなるだろうと甘く考えていましたが、これが完全な思い違いでした(苦笑)。
魚探に青物らしい反応は出ているものの、しばしノーヒットの状況が続き、かろうじフックアップするのはジグにじゃれつくイナダのみ。
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重苦しい雰囲気が漂い始めた頃、見かねた!?船長から二人でスローをやらずにどちらかスピニングのハイピッチも試した方が良いんじゃないかとアドバイスされます。
確かに二枚潮でボトムのジグが効果的な動きをしているのか怪しいところでもありました。
昨年からスピニング一辺倒だったスタイルを改め、ベイトのスロージギングにも挑戦。今年はメインとして考えていましたから正直いって初志貫徹したいところ。しかしながら、僕ら二人のために、あちこちポイントを移動しなんとか釣らせようと一生懸命な船長の思いも無視できません。
私がスピニングに持ち換え、リアクションでのヒットを誘うべくハイピッチにチェンジしました。
しかし、これも空振り。
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その後に大きくポイントを移動。これで状況が変わりました。
飛んでいた上潮が穏やかになり、ラインがバーチカルに伸びていきます。ここで再びベイトタックルに持ち換え、ボトムでロングフォールさせてるとすぐに、」ドン!と待望のヒット。

上がってきたのは、予想外のサイズの84㎝のワラサでした。
船上ではたまたまの結果のような気分でしたが、冷静に振り返ると厳しい状況下でも、惜しみなく船を操ってくれた船長のおかげにほかなりません。
心より船長に感謝です。

猛暑が過ぎ去ろうとしていますが、熱き海シーズンが始まります。
--フィッシングデータ---
日時:2020年8月19日 乗船時間:5.30~12:00
場所:三陸沖
釣船:三陸崎浜湊「広進丸」
天候:晴れ、水温:21℃、波:1m弱、風:南
釣果:ワラサ1尾8㎏(84cm)、他イナダ数尾
●タックル1(ベイト)
ロッド:FCLLABO/UC63PROベイト
リール:シマノ/19オシアジガーFカスタム2000NR-HG
ライン:YGKよつあみ/ガリス・スーパージグマンX8 PE3号
リーダー:ダイワ/Dフロン船ハリス12号
ヒットジグ:ブースF 200g(エッジゼブラグローゴールド)
●タックル2(スピニング)
ロッド:シマノ/オシアジガー コンセプトS S62-3
リール: ダイワ/12キャタリナ4500
ライン:YGKよつあみ/ガリス・スーパージグマンX8 PE3号
リーダー:ダイワ/Dフロン船ハリス14号
持て余した時間を利用し、バイクが再び輝きを増した事は前エントリーにてお伝えした通りです。
そうなると乗りたくなるのが当然な流れでしょう(笑)
梅雨入り前のカラッと晴れ上がった日に泉ヶ岳を目指しました。
この界隈にはメジャーな林道が複数存在するようで、古びたマップル持参で初アタックです。
大平桑沼林道高野原林道を経由でスプリングバレーに到着。ここからメインの林道群が待ち構えています。まずは大平桑沼林道に入ります。導入部は道幅もそれなりに広く山菜採りの車が多いようです。奥に進むにつれ新緑の回廊となり気分は爽快です。
一息いれるためにエンジンをオフにすると、エゾハルゼミの涼し気な鳴き声があたり一面に響いていました。
桑沼大平桑沼林道の終点までいくと升沢林道と種沢林道の分岐があり、升沢林道に入るとすぐに桑沼が現れます。仙台市内にいるとは思えない光景でした。(正確には「桑沼」は黒川郡大和町内でした※2020年7月28日追記)
升沢林道泉ヶ岳界隈の林道群のメインと感じられたのが升沢林道でした。つづら折りのカーブ・泥道・ガレ場が連続し、なかなか走りがいがあります。途中、リフトアップしたジムニーがアタックしていました。四輪でも人気のルートみたいです。
やや走りづらかった泥地を抜けて一息の図です。
結構、森が深いですね。
新緑の季節視界が開けると新緑と青空がまぶしかったです。
北丸松保沢更に奥に進むと、南丸松保沢と北丸松保沢にかかる橋が連続で現れます。
北丸松保沢で一枚。
ここから升沢林道終点の旗坂キャンプ場までは間もなくです。
種沢林道キャンプ場にでると一旦、舗装路になりますが、種沢林道に入って桑沼の分岐に戻る周回ルートをとります。
高度を上げると、残雪を抱いた船形山が遠望できました。
藤の花周回ルートでスプリングバレーに戻り、再び高野原林道を下って、この日の林道ツーリングは終了です。
途中、藤の花やタニウツギの蕾を見つけて一枚ずつ。
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さてさて、トラブルもなく無事に思いつき林道ツーリングは終了!
アラ還ライダーにとっては、少々ハードな走行でした(笑)
それでも自粛生活が求められる中、誰とも遭遇せずに済むバイクツーリングは、自分にとって釣り以外では、最高のリクリエーション方法であると再認識したのでした・・・
谷空木の蕾
ルート概略
高野原林道→スプリングバレー→大平桑沼林道→升沢林道→桑沼→種沢林道→大平桑沼林道→スプリングバレー→高野原林道
今年もすでに7月。一年の後半にさしかかりました。上半期は不要不急の外出の自粛が求められ、「ステイホーム」、「3密」とか言う、ありがたくない言葉が流行していました。そんな中での釣行、特に県外河川への遠征は憚れ、実質的に僕のサクラマスは4月初旬で終了してしまいました。
まぁ、来年また頑張ればいいだけの話です。
さて、好きな釣りも元旦から始めたジム通いもままならない自粛中の休日は、とても退屈で、滅多にやらない家の片づけや断捨離なんかを行ってはみるものの、それもたちまち終わってしまいます(苦笑)
手持無沙汰な休日に、なんとなく始めたセローの洗車と点検。実はこれが多いにはまりました(笑)
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僕のセローは1992年式のSEROW225(1KH/3RW4型)。今年27歳の息子よりも先輩です。
このバイクとの出会いは1998年。当時住んでいた雫石で震度6弱の断層地震に遭遇しました。住まいのすぐ近くが震源だったため直下型地震の脅威を存分に味った苦い経験です。この地震で、あちこちで土砂崩れが発生し県道が寸断されました。この頃の僕は、フライフィッシングに夢中で、近くを流れる葛根田川に足繁く通っていたのですが、この県道の封鎖で渓流へのアプローチが困難になりました。この事態を乗り切る!?ために中古で購入したのが現セローで、いわば釣りのためのツールでした(笑)
源流につながる林道を走り回り、時には雄物川沿いの細道の背丈ほどに伸び切った藪に突っ込んだり、と僕の釣りには欠かせない大切な釣り道具となりました。
以来、乗り続けること22年。もはや道具というより相棒という感覚です。宮城転居の際も迷わずに連れてきました(笑)。
そんな相棒もエンジンはすこぶる快調とはいえ、あちこちメッキは剥がれ錆が目につくようになり、さすがにくたびれてきました。暇を持て余して始めた洗車がきっかけとなりプチレストアに進展(ようやく本筋)。
錆落としをせっせと行い再塗装。手に負えないパーツは交換等々。時間がたっぷりと有ったおかげで、セローもそれなりに輝きを取り戻しました。
作業前の画像を撮っていなかったので、ビフォー&アフターで見比べられないのが少々残念だけど・・・
なかなかでしょ!と自画自賛(笑)